アウディ専門パーツ・アクセサリー通信販売のG-Speed web store
Buy now with PayPal


ホーム店長ブログ「カーボンフェチ」
店長ブログ
「カーボンフェチ」
2025年05月10日

いつも店長ブログをお読みいただきましてありがとうございます。最近よく聞くお米の高騰、ドラッグストア(いつも行くスーパーでは米を見かけないので)で最近買った際は5kg税込み5000円くらいでした。店員さんが聞いていないのに言ってました「去年はこれ2000円くらいだったのに・・・大変ですよね」みたいな(笑)皆様もそんな価格で購入してますよね?で普段あまり行かないスーパーに行ったら税込み4000円くらいが山積み、皆買っていました。どうやら備蓄米みたいです。初めて見ました。そういえば、私の田舎山形は米どころ、でも同じような価格なのでしょうか?地元の友達に聞いてみようっと。でも帰省した時に買いだめだ!はできないんですよね困ったことに。これからの季節、家での保管は虫が湧きやすいですから、皆様もご注意ください。さて今日はこちらです。


度々登場いただいておりますRS 3スポーツバックでお客様が来店ですありがとうございます!私と同じくカーボンフェチです(笑)以前カーボンセラミックブレーキに交換していただいたのですが、今回いかがですか?とお聞きしたところ、「すごくいい!何より効くし、鳴きもないし、ダストが全く出ない」とのこと。気に入っていただき何よりです。こんなの持てないよ~という感じの重い鋳鉄ローターが、カーボンセラミックだとひょいと持ち上がりますからね、回頭性の良さが必ず実感できるはず、オススメです。さて今回のご用命はというとカーボンパーツへの交換、まずはリアディフューザーです。グロスブラックのディフューザーがもったいない気がしないでもありませんが、そこはカーボンフェチのお客様、UKのオートモーティブパッションというブランドのカーボンディフューザー、これ結構聞かれますねカッコいいから当然といえば当然。いずれもドライカーボンで、グロス、マット、フォージドグロスが選択できるようです。今回はグロスカーボンでした。早速・・・ディフューザーだから先日のA4のように外から交換できるかな?やってみたら、私の指センサーが反応「これはできない」と。アウディの外装パーツを何度も触っていると、ボルトを外しコジってみて、結構な力をかけ、外れるものは外れる、外れないものはバンパーから外す、という力加減がわかってきます。今回は素直にバンパーを外しました(笑)


普通A3なんかはリアバンパーはもっとホワイトのボディカラーが見えるシンプルな構造なはず、それがRS 3はほぼ別部品の黒しか見えない(笑)しかもディフューザーも周りと中身の2ピース、周りをRS 4のようにカーボンにしたかったんじゃないのかな~してくれればよかったのに。20個くらいのツメ、固いんですだから外から外れるわけありませんよね全てリリース、指が痛い!生キズも負います。バーチャルペダルのセンサーも作動しませんが、外したままにすると水濡れしますしエラーが入ってしまうため、移設しておきます。

一方APのディフューザーはもちろん1ピース、拍子抜けするくらい素直に入ってくれましたが、パチンとツメが入ったのは半分くらい、これくらいがちょうどいいんです。あまり止めすぎると外装パーツはちょっとこすっただけで割れてしまうので、社外品はそういう発想になってます。といっても外れてもらっては困るので裏からグルーで止めておきました。それなら固すぎず柔らかすぎず、ちょうどいい感じに止まってくれます。


次はフロントですグリルトリムをカーボンに交換するため、問答無用でバンパーを外します。難易度は普通、ウォッシャー液の洗礼も浴びつつ、作業台に乗せます。フロントバンパーはもう完全に別部品で点数が半端なく多いので真っ黒、中央部にはボディカラーはほぼ見えません。APのグリルトリムにウォッシャーノズルを移植します。ステー部分はカーボン部分とは完全に別部品で接着されており、ステーはプラスチックを3Dプリンターによって製作されていることが積層具合を見てわかります。そういう時代なんですね!


移植できましたね!ガッチリボルトとツメで合体しているグリルとグリルトリムをバンパーから分離し、グリルトリムをAPに交換しますが・・・右下写真のように少しAPのトリムが大きいためか、グリルがはまってくれません。他にも3Dプリンターで作ったステーが大きすぎてはまらないところがいくつも・・・その度に合わせてはぶつかるところを削り、ベイビー削って削って削りまくれ!は大げさですがスムーズに入るまで丁寧に強度を落とさないよう少しずつ削って、ようやく、これならいいじゃん!まで繰り返すこと10回以上(泣)でもまあ海外製だし、内側1周ギリギリの隙間で純正パーツに接するわりには、いい方でしょうか。3分割スリット部分のフチもなかなかの精度でした。結果何とフィッティングに半日以上を費やすこととなり、一番今回の作業で苦労した工程でした。


合体させてボルトとツメで固定、忘れずにエアガイドグリルの中のパーツもカーボンに交換します。もう組むときの順番なんて忘れますよねツメで指は痛いしキズだらけだし(笑)でも組んでしまうとコネクタの抜き差しなんてできませんので、何度も各部をチェックすることを忘れてはいけません。

ACCセンサーのキャリブレーションを行い(左写真の水玉ターゲットはガラス用のもので、今回脱着した下のセンサー用のターゲットは写真はありませんが別のものを使用)無事キャリブレーションは正常終了、サラウンドビューカメラはずれずにドンピシャでした。



完成です!グリルトリムがカーボンなのはこのRS 3とRS Q8くらいなものですよね!すごくいい!苦労した甲斐があります。純正もここをカーボンにしてほしかったな~残念。FL後も結局グロスブラックのみ・・・お客様には喜んでいただけたのが何よりです。ちなみにサイドもAP、フロントリップは別ブランドだそうです。APディフューザーはもう安定のカッコよさ、文句ありません!フィンの形状がいいんですよね。FL前をお乗りの方、私も交換したい!という場合は3-4ヶ月かかりますがお取り寄せが可能、お問い合わせください。長文にお付き合いいただきありがとうございました。

それでは明日G-Speedはweb対応定休日とさせていただきます。どうぞ皆様引き続き楽しい週末をお過ごしください。渡邉でした。