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店長ブログ
「3段活用」
2023年08月29日

いつも店長ブログをお読みいただきましてありがとうございます。先週末から運行開始された宇都宮LRT、乗ってみたいですね!道路を走る電車いうと江ノ電しか私は乗ったことがないのですが、感じはかなり異なるので、近いのはドイツで乗ったトラムかな?開始されたばかりの先週末は大混雑で精算に時間がかかったとか。ほとぼりが冷めてから、事前に小銭を用意しておいて乗ろうと思います!さて今日はこちらです。


A1(GB)スポーツバックでお客様が来店ですありがとうございます。レア色ティオマングリーンにミトスブラックメタリックのコントラストルーフ、このカラー指定で探したそうです。これが独特でいい色なんですよね!人と被りませんし。先代A1(8X)からのお乗り換え、見た目はもちろんACC等テクノロジーが進化していてすごい!となったたものの、ガッカリポイントがあるとのこと、それがラゲージです。非BOバングアンドオルフセンだとこのとおりペラペラのフェルトが敷いてあるだけ・・・ローポジションもハイポジションもなく、トノカバーを外しても収納する場所がない・・・でも大丈夫Audi純正A1SB(GB)用ラゲージボードレトロフィットキットがあります!発送は何度かしましたが私自身取り付けたことがなかったので、ずーっとどなたかいらっしゃらないかなと待っていたのでワクワクで作業に入りました!



まずは左上写真の左右のグリーンライン部分にブラケットを付けます。ボディには予め全車ブラケット取り付け用のボルト穴が開けられているのですが、非BO車はカーペットで塞がれていて見えません。じゃあカーペットに穴を開けてしまい、ブラケットを付けてあげようというのが今回のアイデアです。

まずブラケットをカーペットの上から当てます。ブラケットの位置は当てると右下写真のグリーンラインで示したボディの張り出し部分に沿うため自ずと決まりますのでご安心ください。ブラケットのボルト穴の方から試しにキリのようなもので刺してみると深く通る部分があるので、そこがボディ側のボルト穴だなと把握できます。ボルト穴は左右それぞれ2か所あります。だいたい穴の位置が決まったらペンでマーキングしておき、ブラケットを一旦外しカッターで慎重に穴を開けます。四角に開けた方が楽です丸は意外に大変でした(笑)カッターの刃は必ず新しいものを使ってください。そこをケチると思わぬ大けがをする恐れがあります。もちろん手袋は必須です。ブラケットを裏返して開ける穴の大きさは把握しておきましょう。左下写真のように無事ボルト穴が露出しました!なお作業時パンク修理キットは外して車外に出し、そのスペースで工具などを持ち込んで作業してください。外からかがんで作業すると非常に疲れます。



付属するボルトをT30レンチで締めます。もう片側もマーキングした上でカーペットをカッターで切ってブラケットを付けてボルトを締めます。両側が付いたらあとはBO用ラゲージボードを敷けば、ハイ、終了!もう納車時の状態が思い出せませんね(笑)実にスマートでアップグレード感が得られますアウディはこうじゃなくちゃいけません。


ラゲージボードは折り目が付けられていて取っ手を持ち上げて左右のブラケットで固定することができます。ローポジションの荷物を下ろす時頭で支えなくてもいい親切設計(笑)今回のお客様はこのブラケットって何に使うんだろうと不思議だったそうです。当然ですよね今までは必要なかったので!なるほどこうやって使うんんだ~と感心していました(笑)純正パーツですから前だけではなく後ろ側もピッタリ、フックも使えるのでラゲージネットも使えます。

基本はここで終了ですがもうひと工夫、これはDIYした他のお客様から聞いた裏技です。元々付いていたフェルトは右下写真のグリーンラインの大きさ、ブラケットを付けた分形が合わないんです。だからそのままだと収まりが悪い・・・ブラケットの下に潜り込ませるも焼け石に水、シワが寄ります。

ならばとマジックでマーキングしてからハサミで何度も何度も合わせながら慎重にフェルトを切ります。ハイ、ようやくピッタリ形状になりました!我ながらうまい(笑)

完成です1段目はハイポジション、普段の買い物等1番出し入れするものを収納、そこに高めの荷物を収納する場合はトノカバーを外して2段目ののフェルトの上に収納、またはトノカバーを付けたまま2段目フェルトにあまり出し入れしない荷物を収納、さらに3段目のパンク修理キット周りにももっと出し入れしない例えばジャンピングケーブルや洗車道具等が収納できます。ここも何気に結構容量が大きいんですよね。まさに3段活用できる便利なラゲージの完成、適合するのは非BOバングアンドオルフセンのA1(GB)スポーツバック、もちろんcitycarverにもOKです。発送でDIYはもちろん、ご来店いただける方は今回のようにG-Speedで作業することが可能です。今回はご利用いただきましてありがとうございました。次はQ4に触発されA1SBでもフードダンパーがどうにかならないかと・・・なかなか厳しそうです。

それでは次回も読んでください。渡邉でした。