アウディ専門パーツ・アクセサリー通信販売のG-Speed web store
Buy now with PayPal


ホーム店長ブログ「アルカンターラに挑戦!」
店長ブログ
「アルカンターラに挑戦!」
2023年10月19日

いつも店長ブログをお読みいただきましてありがとうございます。AudiAG純正TT系(FV)/R8(FX)専用カーボンミラーハウジングセットですが、TTもR8も車両の製造終了を受け、早くもASAアウディサイドアシスト付きの左右セットが日本では入手できなくなりました。早速お問い合わせが来ていますが今はまだ本国には左右別々に販売されているタイプの在庫がありますので入手が可能です。ただそれらもいつ在庫がなくなるかは不透明なため、後々欲しいと思っている方は今のうちにご注文ください。1.5ヶ月は少なくとも入荷までかかると思われます。さて今日はこちらです。



Q4ってエクステリアは抜群にカッコいいのにインテリアは今までのアウディレベルからするとチープな部分が正直多いんです例えばインナードアハンドル周りのデコラティブパネル、フロントドアはグロスブラックでまだいいんですでも、リアドアはというと中段左のように表現しにくいグレーのシボがあるようなないようないわゆる素地みたいな、言葉は悪いですがショボいパネルなんです。リアシート軽視にもほどがある!ならばと思いついたのがアルカンターラを貼ること、最近のレザーフリー化の流れもありますしRS 6は新たにデコラをアルカンターラ化しているということからもいいなと思ったんです。さあ挑戦します。

生地を買ってきて、ボンドやペーパーは元から工場にある、道具を最小限揃えて貼ってみましたこれが、良くできたんです自分でも驚き!いつもレザーのパーツばかり検品で見ているからイメージがつかめていたのでしょうか(笑)これで味をしめ。。。




こちらもすごく気になっていたエアベント周りやセンターコンソールのスレートグレーに塗装されたトリム、質感が非常によくない、何ででしょうかねやっぱりチープなんです。じゃあ他のトリムはないのか、でもなぜかQ4は選択肢が極めて少なくその他はあまり変わり映えしないプラチナグレーがある程度、これも選択肢を絞るテスラの影響でしょうね。。。ならばこれもアルカンターラが貼れないかなとチャレンジです。グレー塗装のトリム、右側の小さいグロスブラックトリム、グレーと下のシボありトリムの間に細い白い帯が見えますよねこれがマルチカラーアンビエントライティングの投影部分、そしてシボあり下側のトリムと4ピース構成、トリムは裏からアウディ得意の熱で溶かしてはめ込んであるのでそれを外すのに結構苦労しましたがクリア。グレーとブラックのトリムに前回同様アルカンターラを丁寧に貼っていき、逆手順で戻せば、左下写真のように雰囲気がグっとよくなりました!ちなみにこのアルカンターラはアウトレット生地なので1m数千円、これでこの感じなので毛足の長いゴージャスな生地を使えば質感はさらにぐっと上がります。左右合わせる必要があるので長い助手席側も外し。。。


裏が大変だった!アンビエントライティングを投影する帯の端に2個LEDが付いているのですがそれを外さないと帯が外に出てこない、ガッチリツメで止まっていて、外す際壊した経験が・・・とにかく激烈に固い!格闘すること30分、ようやく外れました!ペーパーを丁寧にかけアルカンターラを貼って、e-tronエンブレムのところもきっちり剥がれないように段差も入念に貼り、LEDも戻し、トリムもボンドを使い外れないよう固定すれば



なかなかよくできたと思いますアップにも耐えられる!面が変わる角のところがミシンがまだないためもう少し改良しなければいけませんが、かなり精度が上がってきたのと元々がグレーなので目立ちません。ライティングも当然生きています。次はセンターコンソール、外すのにやり方がわからないので戸惑いましたがやっとのことで外れた!

Uの字って簡単にカットすればいいかと思いきや、ダメなんですね生地もUの字にカットしないとシワが寄ってしまいます。型紙を作り貼って成功しました。

リアドアに続きフロントドアのドアハンドル周りもきれいに貼り、これでスレートグレー部分とドアハンドル周りが全てアルカンターラ仕様に!



貼り終わってから長距離を走りましたがすごく雰囲気がいい!気に入りました。貼ったのは矢印のとおりドアハンドル周り、ダッシュボード左右、センターコンソールとグレーやグロスブラックだった部分全てです。なお今回はアウトレット品アルカンターラがブラックだったのでブラックにしましたが、もっとリッチな素材でカラーもブルーやレッド、ブラウン、シルバー、オフホワイト、ベージュなんかにするのもいいかもしれませんね!他の車種もやってみたいですが、が、依頼してくれる方がいるかが問題です(笑)

それでは次回も読んでください。渡邉でした。