店長ブログ

「Audiに日本の技術が」

2017年09月05日

いつもお読みいただきましてありがとうございます。なかなか冴えない天気が続いていますが皆様いかがお過ごしでしょうか。今日は久々に晴れて暑いので飼い犬にシャワーを浴びさせました。ちょうどいいんですよね乾ききっていなくてもバスタオルで拭いて拭いて拭きまくって抜けきれなかった毛を抜いて、さっぱりしたところで天日干し(笑)私の方がさっぱりした気分でしたが犬もさっぱりした表情をしていたので、よしとしましょう!皆様も是非自分で洗ってみてくださいねいいスキンシップになります。さて今日はこちらです。


前回に続きNewRS 5関連の話題を。オプションでカーボン製ルーフが選べるというのはこのブログでもご紹介しましたので皆様ご存じかと思います。が、そのカーボンルーフ(素材的には炭素繊維強化プラスチックCFRPというそうです)が三菱ケミカルさんが開発したものだとご存じでしたか?私は知りませんでしたこれはうれしい!というのもアウディのパーツにはホント日本企業の名前が全然出てこないんです。せいぜいナビやインフォテインメント関連で外装なんて皆無。まあ正確には生産はドイツ・バイエルン州の三菱ケミカルグループ会社Wethje(ベティエ)が生産して納品するので、三菱ケミカルというロゴは入らないもの、技術はれっきとした日本のものです。こういうパターンが他のパーツにもあるのかも知れませんね。

何でもハイサイクルプレス成型PCM工法によって5分!のサイクルで生産が可能になり、外面はそのままでも平滑なので塗装すれば外板にも使用できますが、工法を更に改良することにより塗装しなくてもカーボン柄そのままでアウディの非常に高い品質要求レベルをクリアできる成形を達成したんだそうです。何せルーフですからねもろに日差しを毎日何年も、かつ世界中いろんな気候で受けても歪みやツヤひけなど問題がないことが要求されますからね。またアルミニウムで成形するよりも40%軽いので今重要な軽量化と低重心化が同時にできると、いいことずくめです。アルミでそれですから鉄に比べるともっと軽いでしょう。そして強度はきっとカーボンが上だと思います。まあアルミや鉄に比べて劣るのは、リサイクルのしやすさでしょうかどうなんでしょう・・・

私が撮影した上の写真でもわかりますがまあ面のきれいさは本当にすごくって驚き、だからどうやって作っているんだろうと不思議に思っていました。まさかそれが日本の技術とはニュースを読んでうれしくなりました。あとはカーボンルーフでは先行されているBMWのカーボンルーフと数年経過してから並べて比べてみると技術の差がよくわかるかも知れませんね!

それでは次回も読んでください。渡邉でした。




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