店長ブログ

「上級者向けです」

2012年04月21日

いつもお読みいただきましてありがとうございます。再度ご案内させていただきますがG-SpeedのGW休業予定ですがほぼカレンダー通り、4月29日(日、昭和の日),30日(月、振替休日)と5月3日(木、憲法記念日)から6日(日)となります。ご迷惑をおかけしますがどうぞよろしくお願いいたします。今週は何だか天気がはっきりせずモヤモヤした一週間でしたが今日はお休み、いかがお過ごしでしょうか。こんな時は思い切り体を動かして汗をかいてスッキリしたいですね!ということでこんな作業はいかがでしょうか。余計モヤモヤしたりして(笑)

S7SB_RHDアルミペダルセット(ブレーキペダル)交換マニュアル

必要な工具は以下です。軍手もしくはメカニックグローブ、細い小さいマイナスドライバー、T30トルクスドライバー、ドライヤー、小さい鏡(必須)、汚れても平気な作業服、です。標準ペダルはこちら、何とも・・・ブレーキペダルパッドを外します。手で横のゴムをつかんで大胆に手前にめくります。意外とすんなり外れると思います。左側にスライドさせてもいいと思います。

RS5用とS7SB用で何がそんなに違うかと言いますと左写真をご覧ください。RS5用は上部に段差こそありますが返しがないのに対して、S7SB用はしっかりと返しがついていてかつそれが硬い!そのためS7SB用は難易度が高いのです。まず寒い時期はしっかりドライヤーで温めてゴムを柔らかくしておいて作業することをおすすめします。

まずは左写真のように一番下を溝にしっかり入れます。必ず小さい鏡を用意して裏を確認しましょう!入ったら片方の手で下から上にスライドさせつつ、もう片方の手で横のゴムを広げながらを左右交互に繰り返します。

下の面がきちっと入ったことを鏡で確認して次は横を本格的に入れていきます。片方の手でゴムを広げ、もう片手で押す、を左右繰り返して右写真の矢印の範囲を溝に入れるイメージです

次は矢印の部分①を入れていきます。めくる!と書いてありますがここが結構硬い!という意味です。片手で思い切りめくって車両側金属ペダルを乗り越えさせながらもう片手で押します!ようやく超えたら一段落、②の部分を先程と同じくゴムを広げながら押して角を入れます。

しっかり入っているかは必ず鏡で確認します。入ってます!もちろんこの間もドライヤーは継続して温めています。次は最後の難関①です。

細いマイナスドライバーを用意します。ペダル上側のゴムの返しには段差があり、ブラケットを避けるため返しが短くなっている部分は特に硬く、手でめくることができません。だからドライバーを段差の途中から矢印の向きに入れていきます。ペダル中心から外方向に向かってとなります。

裏側なので実際は鏡越しの作業になります。矢印のように少しペダルのずつペダルにテコの原理でゴムを乗り越えさせる感じで入れていきます。無理に力を入れるとドライバーが暴れて危険です!ケガをしますので十分注意してください。おおよそ角まで入ったと思ったら②を先程と同じくゴムを広げながら押して残りを入れます。最後に鏡で一周きちんと入っているかを必ず確認してください。

アクセルペダルに関しては以前と全く手順は同じです。そのため引用いたします。

アクセルペダルはゴムのように見えて標準では何も被せてありませんのでASSY毎取り外すところから始めます。まずはペダルを正面から見て左写真の場所を下から上に向かって覗くと、右写真のように奥にトルクスビスが見えます。このビスを外します。サイズはT30で少し長めのレンチがあればベターです。ビスを外すとペダルが自分に向かって外れてきますしハーネスを引っ張ってしまうので片方の手は必ずペダルに添えて落ちないように支えてください。

ペダルのコネクタには写真の赤いピンが抜け防止のロックとして付いています。それを手で矢印方向へ3mmくらいでしょうか、止まるところまでスライドさせます。力は要りません。そしてそのピンを握りながらコネクタを上方へ抜きます。

この状態にするとあとは簡単、右写真のように「履かせる」感覚で被せていきます。

サイズがピッタリなので最後の方は少しやりにくいかもしれません。その場合は左写真のように潤滑剤を少し吹いて滑らせるようにして細いマイナスドライバーを補助的にクイ、クイ、と少しずつ力を要れずに使うとうまくいきます。ドライバーにグーっと力を入れると、思わぬ方向へ外れてケガをします。絶対にやめてください。一周きちんと入ったかを確認して、出来ました!最初から付いていたように自然です。

あとは逆手順で戻していきます。まずはペダルの裏側と車両側をよく見ておきます。そうすると「下側をまずかぶせるんだな」などがわかります。位置決めの出っ張り2箇所を合わせると、ネジ穴がぴったりと合います。合ったところで次はトルクスを締めていきます。とここで注意事項があります。ビスを締めていく相手の素材はアルミです。柔らかいのでネジ山を壊しやすいため、最初は慎重にまっすぐ、ゆっくり締めていきます。あとはコネクタを挿して、赤いピンをパチンというところまでロックして終了です。DIYは楽しいですが反面自己責任となりますのでご了承の上作業をお願いいたします。

マニュアルは以上です。私もかなり試行錯誤した結果このやり方が一番楽にできると思いました。決して易しくはないですが達成感を求めてチャレンジしてみてはいかがでしょうか。それでは明日G-Speedは定休日とさせていただきます。皆様素敵な週末をお過ごしください。渡邉でした。



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